スタッフ小向です。
11月の未来そうぞう塾は、オフィス今岡の今岡まゆみさんをお招きし、アサーティヴ・コミュニケーションを教えていただきました。
アサーティヴ・コミュニケーションとは、人と人とが理解し合うために「話す」「聴く」をきちんと行うためのスキルです。職場のストレスは人間関係からくることが大部分を占めるということで注目されています。
アサーティヴ・コミュニケーションの前提は『人権』です。人権は地位、職業、役割等に関係なく、誰もが尊重されるべきものです。相手の意見を聞かずに一方的に意見を通したり、相手をおだてたりすることで「NO」を言わせないようにすることは他人の人権を侵していることになりますが、相手に流されて自分の考えや気持ちを表現しないことも、自分の人権も尊重していないことになることに驚きを感じました。他人だけではなく自分の人権も尊重するために「互いに歩み寄る」ことが大切なのだと感じました。
また、相手に言いにくいことを伝えるときは、「私」を主語にしてきちんと自分の気持ちを表現する。相手にも「NO」と言う権利があるので「NO」と言われた時のために複数の選択肢を用意しておきます。そうすることで相手も自分もモヤモヤすることはなく、納得できます。家族や親しい人ほど口調が強くなって、相手を責めるような言い方になってしまうので、相手も自分も気持ちよく会話をできるように意識していきたいと思いました。
私は勉強会を通じて初めて知ったのですが、今すぐにでも自分の中に取り入れることができるスキルだと感じたので、仕事だけではなく、家族や友人との関係をより良好にするために身につけていきたいです。
