インターン体験記 会計の学びと実践が実現できる場所

 

なぜインターンを始めたのか

 インターンを始めようと思った理由は2つあります。1つ目は、大学で会計学を専攻しており、大学で学んだことを活かせるような仕事を経験したいと考えたからです。そして2つ目は就職活動を意識した時に働くことに対してより具体的なイメージを持つために、実際に社会人の方が多くいらっしゃる環境に飛び込んでみようと考えたからです。
 それぞれの目的はインターンを通じて達成できました。作業の中では会計の知識が随所に求められ、大学で学んだ内容が活かすことができました。また、学生主体のアルバイトとは異なり、社会人の方が多い環境で仕事ができたことで、会計の領域で働いている方の雰囲気が掴めるだけでなく、自分自身が客観的にどのような印象を持たれやすいのか理解することもできました。

お客様に訪問し、お話を伺っている時の様子

身についた考え方やスキルとは?

身についた考え方やスキルは大きく分けて2つあります。
 1つ目は、仮説を立て、実行し、修正する能力です。インターンを通じて様々なお客様の情報や会計、ソフトウェアを扱いますが、必ずよく分からないところが出てきます。スタッフの皆さんに質問することも大切なのですが、自分なりに考えてやってみることで理解がより深まると考えています。試行錯誤をする中で、少しずつ本質的なことが理解できるのではないかと思います。
 2つ目は、会計の知識です。私は日商簿記二級を持っていましたが、実際の現場の数字に触れてみることで学んだことが自分の中で消化できている感触を得ることができました。また、簿記以外の部分でも年末調整や確定申告などの勉強も業務を通じて学べます。簿記の資格は持っているが自信のない方も研修動画を通じて簿記の基本的な考え方は学ぶことができるので問題ないと思います。

確定申告に関する勉強会の様子。動画視聴後すぐに該当業務にあたるため学んだ知識が定着します。

なぜその考え方やスキルが身についたのか

理由は2つあります。1つ目は、事務所で毎月開催される未来そうぞう塾です。ここでは、会計、Exel、NLP講習会など幅広い勉強会が開催されます。ここでは時に会計の領域を超えて人間関係の構築やコミュニケーション力といった部分にまでつながる学びがあるため、自分を大きく成長させてくれた機会であったと考えています。
 2つ目は、自らの成長を後押ししてくれる環境があるからだと考えています。インターンの初期は業務理解のために担当する業務はある程度決まっていますが、自分がインターンを通じてやってみたいことに挑戦することもできます。私自身は月次処理をきっちりできるようになりたかったので、様々な業種のお客様の月次を担当させていただきました。自分がやりたいと思っていることに挑戦できる環境だからこそ業務に前向きになり、自分で考えて、行動する力が身についたと考えています。

未来そうぞう塾の一つであるNLP講習会での様子。お互いに質問してテーマの理解をしています。

これから挑戦したいこと

春から社会人になるため、そこに向けて準備を進めています。私はは製造業の経理職として働きます。インターンでの業務経験が直接的に将来につながると考えていますので、日々の業務を大切に取り組みたいです。
 進路選択にあたっては、大学で会計を専攻したこととインターンを経験したことが大きく影響しました。やはり、実際に長期期間で興味のある仕事を経験することは働くイメージを具体化させ、目標が明確になります。そのため長期インターンは他にない価値ある経験であると感じています。私自身は企業経理に今後携わっていくことから、グローバルな視点で経営者の意思決定を支えられるような情報提供ができる社会人になりたいと考えています。

卒業報告会の様子。インターンを通じて学んだことや将来の目標などを報告しています。