インターン体験記 “税務会計だけじゃない”、そんな会計事務所で学んだこと

 

なぜインターンを始めたのか

インターンを始める前の私は、大学に入ってアルバイトをしてはいましたが、今考えるとまだその時には学生と社会人の違いを真の意味で理解できていなかったように思います。コロナ禍にあって、通常の生活が送りづらく、不安だったこともあり、新しいことを始めたい、新しい環境で何か自分を変えたい、という思いもありました。
大学で専攻している会計などを活かした分野の職種・職業に就きたいと漠然と考えてはいたものの、実際にお仕事をさせていただくまで自分にその分野が合っているのか、可能性を見出せるのか、など確信を持てずにいました。インターン生として実際に現場を経験させていただくことで何か確信を得ることができればいいなと考えていました。

左が所長、右が同期のインターン生です。

インターンを通じてどんな風に成長したか

まず、会計の実務に即した知識が身についたことです。資格試験の勉強としては重視されないことが実務では頻出だったり、実際は資料を揃えるところから処理がスタートしていたり、など実際にお仕事をさせていただいて初めて知ったことが沢山ありました。試験勉強として学んだことが現場でどう使われているのか学ぶことができましたし、ただ暗記するだけになっていたことも改めて理解することができました。また、年末調整や確定申告、給与計算や相続などに関する基礎知識も身につけることができ、とても勉強になりました。
税務会計以外の部分でも沢山学ばせていただき、成長したと感じています。そのうちの一つは、前向きな物事の捉え方ができるようになったことです。インターン生としてお仕事でもそれ以外でも本当に沢山の経験をさせていただきましたが、それらを通して、物事は考え方次第で良くも悪くも解釈できるのだと心から思うようになりました。自分の考え方の癖を知り、心を楽にする方法を少し身につけられたと感じています。

申告書を作成しています。

成長できた理由・要因は?

長田会計事務所が成長を温かく見守り、育ててくださる環境だからというのが一番大きいと思います。業務の中でミスをしてもとがめることはなく、むしろ原因と対策について考える手助けをしてくださり、成長に繋がるアドバイスをくださいます。失敗してもいいから挑戦してごらん、分からないことはまとまっていなくても質問してごらん、と背中を押してくださる温かい環境です。
業務についてはスタッフの方がその都度フィードバックをくださるので、知識や経験として学習するだけにとどまらず、自分で考える力も日々成長していると感じています。また、知識をインプットしてすぐに、実際にそれを使ってみる場を用意してくださるので、学んだことが定着しやすかったです。

どんな質問に対しても丁寧に、分かるまで教えてくださるスタッフの方ばかりです!

私にとってインターンとは

実務を経験させていただくことで初めて知ったことも多く、とても勉強になりました。そして、お仕事以外の面でも、税務会計などに関する実務知識だけでなくコーヒーや紅茶の淹れ方など「人生を豊かにする」をテーマに学ぶ、『未来そうぞう塾』を通して、好奇心を広げることができました。また、事務所の皆さんとお話しする中で、コミュニケーションをとることの大切さを学ぶことができました。
2年間インターンをさせていただいて、入社した頃と比べて知識やスキルだけでなく、自分自身の内面的な成長も実感しています。未知のものや慣れないものは誰しも怖く感じがちですが、「挑戦や変化を怖がり過ぎなくていい」ということを体感させてくださった所長、そしてスタッフの方々に感謝しています。

『未来そうぞう塾』で紅茶について学んでいます。