インターン体験記 会計の知識だけでなく、人間的にも成長できる場所

 

なぜインターンを始めたのか

中学生の頃に税理士という職業を知り、もともと税理士について興味を持っていました。そのため、大学では会計について学びたいと考え、経済学部を選択しました。
2回生の終わりに1年ほど続けた飲食店のアルバイトを辞めてしまったため、3回生になるタイミングで新しくアルバイトを探そうと思っていたのですが、せっかく大学で簿記2級の資格を取得したり、会計のゼミに所属して会計の勉強をしているなら、大学での学びを活かせることをしたいと思うようになりました。
そこで思いついたのが、会計事務所でのインターンでした。
税理士の方がどのように仕事をされているのかを近くで見ることができたり、実際に会計の業務に触れられるという点において、今自分が一番興味を持っていること・やってみたいことに合致しているなと感じ、インターンを始めることにしました。

先輩インターン生から顧問先の引き継ぎを受けています。

身についた考え方やスキルとは?

1つ目は、実務的な会計の知識が身についたことです。
実際に業務を扱わせていただく中で、やはり勉強で得られる知識と実務上での知識は全く別物であると日々感じています。普段は様々な顧問先の仕訳入力や残高照合を任せていただいていますが、勉強とは違い、どれも型にはめて考えることはできません。過去の仕訳を参考にしたり、色々な資料から状況を汲み取って自分で判断しなければならないことが多くあり、そのような経験を何度も重ねるにつれて、少しずつ自分なりに状況判断ができるようになってきたと感じています。
2つ目は、実務以外において人間的に成長できたことです。
電話対応や人前で話すことについて元々とても苦手意識を持っていました。今でもまだ完全に克服したとは言えないですが、積極的に電話対応を行ったり、朝礼や勉強会などで自分の気持ちや意見を話す機会が多くあったことによって、インターンを始めた頃より成長を感じています。

人活ワークショップを行っています。

なぜその考え方やスキルが身についたのか

インターン生という立場であっても、その行動ひとつがお客様につながるという責任感を強く感じたからだと思います。
また、分からないことがあればいつでも質問することができる環境であるからこそ、疑問点が出てきた時に、まず自分で考えてみよう・状況を理解してみよう、と自ら進んで考える力が身についたのだと思います。
入力を終えると、スタッフの皆さんがチェックして間違っていた点などについてのフィードバックをしてくださいます。そのフィードバックを受けて、次に入力する時にはどのようなことに気をつけるべきなのか、別の業務で活かせることはないか、などフィードバックによって新たな知識を得たり工夫したりすることが自分自身の成長につながりました。
また、長田会計事務所では会計業務だけでなく、人と人とのコミュニケーションをとても大事にしています。朝礼やミーティング、様々な内容の勉強会を通して、自分を見つめ直す機会だったり、自分の考えを話すといった経験が、人間的な成長につながったのだと思います。

NLPの勉強会で、1か月の気づきについて発表しています。

これから挑戦したいこと

インターン1年目は、全てが新しいことで、任せていただいた業務をこなすことで精一杯でした。この春から2年目となるので、1年目で学んだ業務をより正確に精度を高めてこなせるようになること、そして1つ1つの業務の意味や背景をしっかり理解し、より細かい知識を身につけていきたいと思っています。
また、日々の月次入力だけでなく、年末調整や確定申告などの業務にも関わらせていただけます。どれも普通の大学生活では経験できないことばかりですし、様々なことにどんどん挑戦できる環境なので、積極的に新しい業務に取り組んでいきたいと思っています。
また、長田会計事務所では様々な勉強会が開催されているのですが、昨年は大学の授業の関係でなかなか参加できなかったため、今年は色々なイベントにも参加できたらいいなと思っています。

年末調整の動画を見ながら、スタッフや先輩インターン生に教えていただいています。