インターン体験記 就職までに自分を成長させてくれた場所

 

インターンを始める前の自分

インターンシップを始める前は大学の勉強や課題に加え、サークル活動やアルバイトを中心とした毎日を送っていました。しかし3回生になったタイミングで、就職活動のためにも何か新しいことをしないといけないのではという気持ちが強くなりました。加えて、当時簿記3級試験の勉強や会計学の授業を履修していたことから、会計に携わる仕事に興味を抱き、会計事務所のインターンシップを探し始めました。それまで会計事務所は固いイメージがあり、面接の日はとても緊張していました。ですが、話をとても丁寧に聞いてくださる所長と、事務所の皆さんの明るい雰囲気のおかげで緊張も解け、このような方々と一緒に働きたいと強く感じたことを今でも覚えています。

初出勤日、少し先輩のインターン生から業務を教えてもらいました。

インターンでの経験や実績

本事務所でのインターンシップではたくさんのことを経験させていただきました。特に印象に残っているのは顧問先の経営者の方へのインタビューや、勉強会に参加させていただいたことです。経営者の方へのインタビューでは、普段聞くことのできない貴重なお話を聞かせていただき、新しい価値観や考え方に触れることができました。また勉強会は会計に関することはもちろん、心のしくみについて学ぶNLPやコーヒーの淹れ方まで様々なワークショップに参加させていただきました。毎回新しい知識や考えを学ぶことができ、楽しみながら取り組んでいました。また勉強会の最後には必ず自身の意見を発表する機会があり、簡潔で相手に伝わりやすい話し方の意識・実践をすることができました。

ワークショップの様子です。毎回学ぶことが多く、参加するのがいつも楽しみです。

就職活動に活かせたこと

就職活動に活かせたことは課題に取り組む姿勢です。業務の中である顧問先の月次入力を継続して担当させていただいた際、どう入力すればいいか悩むことが度々ありました。初めのころはスタッフの方に聞くことが多かったのですが、継続して業務を行う中でわからない点に仮説を立てて解決に取り組むようになりました。そうするとすぐに人に教えてもらうより理解でき、自分の力になっていると感じるようになりました。この経験のおかげで自身が持て、就職活動でも胸を張って自分をアピールすることができたと思います。また、私がこのような取り組み方ができたのも、インターン生の個性を理解して業務を任せてもらえる長田会計事務所ならではだと思います。

担当していた顧問先の月次入力を後輩のインターン生に引き継ぎました。

社会人スタートへの意気込み

長田会計事務所でのインターンシップを通して、”仕事を楽しみたい”という気持ちが強くなりました。それは、ミーティングやスタッフの方とお話させていただく中で、「仕事は楽しくするもの」という話を度々耳にするからです。私自身、本事務所で働くまでは仕事に対してあまりポジティブなイメージはなかったため、最初はそんな考えもあるんだと驚きました。ですが働く中で、例え同じ仕事でも考え方や工夫次第で楽しいものにできると実感することができました。そんな私も今年の春から社会人となります。不安なことも多くありますが、人生の大部分を占める働く時間をインターンシップの経験を活かして、楽しいものとできるようにしたいと思います。

卒業発表の様子です。インターンの経験から、社会人としてどう働きたいか話しました。