インターン体験記 知っているで終わらせない。実際に活用して身につける!

 

なぜインターンを始めたのか

大学2年の冬休み中に同じゼミの友人が税理士事務所で確定申告のアルバイトを始めたと知った時、私も何か行動に移さなければ出遅れてしまうと感じたのがきっかけです。
私は高校は普通科で、大学に入学するまで会計の知識は全くありませんでした。経済学部ということもあり、1回生から会計や簿記の授業は週に3~4コマ程度受講し、大学で日商簿記2級も取得しましたが、その知識を生かすことができていないと思っていました。会計は難しいですが楽しい気持ちの方が強く、このままこの仕事に就きたいと思うようになりました。
しかし、どんな仕事なのか想像ができませんでした。そんな時友人が会計のアルバイトを始めたと知りました。単位は十分に取得していたので、これからの自分の力になるようなことをしたいと思い行動しました。

写真からでも伝わるアットホームな雰囲気から、ここで働いてみたいと直感的に思いました。

インターン卒業生にインタビューをしています。

身についた考え方やスキルとは?

ひとつめは会計の実務のスキルです。学習したことは実際に使わないと、ただの知識で終わってしまうということを実感しました。
実際に顧問先の会計処理をしてみると、顧問先それぞれに特徴があり、私は会計を暗記で勉強してきたことに気付きました。イメージがつかみにくく、初めのうちは1つの仕訳を入力するのに10分ぐらい悩んでいましたが、質問をしやすい環境であった事と疑問点を解消できるフィードバックが受けられたことで、理解がより深まっていきました。
ふたつめに、自分の考えを言葉に出す力です。
話すことは好きでしたが自分の考えをまとめて話すことは苦手でした。人は慣れるもので、自分の考えを話しながらまとめることへの苦手意識が薄れました。

年末調整の基礎を動画で勉強しています。

なぜその考え方やスキルが身についたのか

会計の実務のスキルが身についたのは、スタッフの皆さんのフィードバックに対して「自分にできることは何か」、「同じ間違いを繰り返さないために何をするべきか」を考えて行動しているからだと思います。
次につながる行動ができるようになったのは、実際の顧問先の月次を全て任せて頂いたり、ミーティングに参加させて頂いたりなど、仕事に対する意識が高まる経験をさせていただからです。フィードバックを受けた後メモをし、何回でも見直せるようにしました。また分からない言葉や税については、後で調べるようにしています。
自分の考えを伝えるスキルが身ついたのは、自分の意見を伝える場が多くあることです。毎朝の朝礼ではその日の予定と24時間以内に起きたよかったことや、偉人の本を1ページ読み感想を話す時間があります。選ばれる本は普段読まないジャンルなので、それも勉強になります。自分の話だけでなく、スタッフ、他のインターン生の話も聞けるので、刺激にを受け、自分もやってみようという気持ちになれます。NLPという心理学の勉強やワークショップも新しい考え方を知ることができ、自分の地図が広がりました。今まで何気なく聞いていた話でも意識を向ければ成長できることに気付くことができました。

NLPの勉強会で一貫性の単元を学習しています。

これから挑戦したいこと

現在の主な業務内容は、仕訳入力と残高照合です。どの顧問先の仕事になるかは日によりますが、同じ顧問先の月次作業を継続して任せていただいています。まだ分からないことも多く、毎回たくさんの質問をしているのですが、理解できるまで教えていただけるのでどんどん吸収していきます。
2年目の今年は、任された業務をきちんと進めながら、自分から提案できるように勉強していきたいです。
他には株式評価について少し教えていただきましたが、特に土地の評価を機会があれば挑戦してみたいです。土地の評価について教わった時は難しそうでしたが、おもしろそう楽しそうと思いました。学生だからこそどん欲に、機会があるうちに勉強したいです。

今年の目標とする漢字を全員で書初めをします。