インターン体験記 「挑戦してみよう」と思えるようになってきた

 

インターンを始める前の自分

私がインターンを始めたいと思った理由は2つあります。
1つ目は大きな視点で言うなら、世の中のビジネスに実際に触れ、体感したいという思いがあったからです。その点において、会計事務所は最適だと考えました。様々な業種や業界の“いま”を広く、深く感じることができると考えたからです。
2つ目として小さな視点でみたとき、将来の姿を具体的に考慮する上で、自分の適性や可能性を探りたいと考えたからです。将来の具体的なイメージを探るなかで、大学で専攻している会計などを活かした分野の職業に就きたいと漠然と考えていましたが、インターン生としてお仕事をさせていただくまで、自分にその分野が合っているのか、可能性を見出せるのか、確信を持てずにいました。実際に現場を経験させていただくことで何か確信を得たいという思いから、このインターンに至りました。インターン生としてお仕事をさせていただいて1年ほどですが、様々な経験をさせていただいて確信を得ることができたと感じていますし、いま将来的にこの分野に進みたいと考えています。

身についた考え方やスキルとは?

身についた考え方やスキルは大きく2つあります。
1つ目は会計の実務に即した知識です。日商簿記2級を持ってはいますが、実際お仕事をさせていただいて強く感じたのは、それらは基礎基本である一方で、あくまで単なる机上の知識に過ぎない、ということでした。資格や検定試験上ではあまり重視されないことが実務では頻出で、初めは日々驚きの連続でした。実際に現場で経験をさせていただくことで、知識が実務でどのように運用されているのかを学ぶことができました。月次処理以外の部分でも年末調整や確定申告といった業務の勉強もさせていただき、確実に将来に結びつく学びとなり、ありがたいと感じています。
2つ目は失敗を恐れずチャレンジすればよい、という考え方です。所長を始め、スタッフさんは温かく優しい方ばかりなので、たとえ失敗してもとがめることなく、むしろ成長へと導いてくださいます。このインターンでの経験を通して、失敗しても大丈夫だ、とにかく挑戦してみよう、という考え方が少しずつできるようになってきていると思います。

なぜその考え方やスキルが身についたのか

理由は2つあります。
1つ目は責任をもってお仕事を任せていただけることです。実際のお客様からお預かりした領収書やデータを扱わせていただくことで、実務における知識の運用を経験し、実践を通して学ばせていただいています。もちろん試行錯誤の部分もありますが、スタッフさんが都度フィードバックをくださるので、業務について学習するだけにとどまらず、自分で考える力も成長していると感じます。
2つ目としては、温かく見守り育ててくださる環境であるということです。業務の中でミスをしてもとがめることはなく、むしろ原因と対策について考える手助けをしてくださり、成長に繋がるアドバイスをくださいます。失敗してもいいから挑戦してごらん、分からないことはまとまっていなくても質問してごらん、と背中を押してくださる温かい環境にとても感謝しています。

これから挑戦したいこと

私はこの先、税務会計分野の職業に就きたいと考えているので、可能なことはなんでも、できるだけ挑戦していきたいと思っています。自分ひとりで次の成長のステップや目標について考えることは簡単ではありませんが、スタッフの方々が相談に乗ってくださり、見守りながら成長に合わせてステップを提案してくださるので、安心して目の前のことに一生懸命取り組むことができます。スピードは決して速くないかもしれませんが着実に、ひとつずつ、できることを増やしていきたいです。
今年は2年目になるので、今まで経験させていただいた業務はきちんと進められるように、そして新しい業務についても任せていただけるようにより一層、頑張っていきたいと思います。