【未来そうぞう塾】『~人生の主役になる~お金の勉強会⑤』を開催しました!

スタッフの池永です。

未来そうぞう塾「~人生の主役になる~お金の勉強会」の最終回『賢者から学ぶ人生の楽しみ方』を開催しました。
今年4月から始まったお金の勉強会もいよいよ最終回。今回も講師は女将FP裏野由美子さんです。

 

少し前回の復習をしていただき、いよいよ「金融商品の購入方法と運用方法」について学んでいきます。
株式や投資信託などの金融商品の購入方法のひとつに、毎月定額を購入する『ドルコスト平均法』があります。定期的に決まった額を購入するので、価格が低い時には数量が増え、価格が高い時には数量が減るので無理なく投資できます。
また、運用方法にも市場全体の値動きと同様の投資成果を目指す『パッシブ運用』と、上昇が期待される銘柄に厳選して投資しベンチマーク(指標となる銘柄)を上まわる投資を目指す『アクティブ運用』があり、それぞれメリットとデメリットがあります。

身近な金融商品としては『株式』『投資信託』などがあります。投資信託は運用をプロに任せてその収益をもらうというしくみで、プロにお任せで安心です。そして株式の魅力は経済の動きに関心が出る、自分で考える楽しみが増える、世の中に敏感になるなどいろいろありますが、一番は自分より偉い人に働いてもらい、その分け前をもらえることです。魅力的に感じたでしょうか?
この勉強会の第2回でライフプランを立てました。ライフプランは投資の銘柄選びにも関わってきます。銘柄選びの基本に「付加価値が高い企業」「これからの時代に合っているか」などありますが、一番は経営方針に共感ができるかということです。各企業のキャッチコピーを見ると、ターゲットや目的がわかりやすく、面白いのでおすすめです!
人それぞれライフプランや投資のタイプが違うので、投資期間や株の種類を設定して検索が可能なモーニングスターというサイトを教えていただきました。いろいろ試して自分に合った投資先や方法を見つけるのも楽しそうです。

第5回のタイトルは『賢者から学ぶ人生の楽しみ方』です。
投資の神様といわれているウォーレン・バフェット氏は『長期投資をして複利効果を狙いゆっくりお金持ちになる』、『長期投資が基本でも残念な投資信託をつかんでしまったら失敗に終わってしまう』と言います。若い人の投資は時間を味方につけ、少しでも早く、そして長く続けることが大切です。そしてリスクをとらないとリターンは得られません。投資信託はプロに任せておけばすべて大丈夫ということではなく、基本的な知識は必要です。基本的な知識があれば「株が下がっているから早めに売ってしまおう!」と慌てず、「下がっている時は口数を増やせるチャンス!」と考え、しっかり見極めることができます。そして『価格はあなたが払うもの、価値はあなたが得るもの』とも言います。賢者は自分が何にお金を使っているのか考えています。価値に焦点を当てているのです。

学ぶ前は「お金のことは難しそう」という印象を持っていましたが、お金と投資に対するイメージが変化しました。自分のライフプランにお金を交えて考えたり、世界と日本と自分を比較して考えたり今まで考えもしなかったことをたくさん考えました。全5回を受講して印象に残っているのは、お金は手段であるということです。豊かな人生を送るためにお金は必要ですが、お金に取りつかれてしまっては豊かな人生は送れません。ライフプランをしっかり立て、必要な時に必要なお金があるように、ゆっくりお金持ちになるという気持ちが大切だと思いました。