【未来そうぞう塾】持ち味ワークショップに参加しました!

インターンシップ2年目のMです。

先日『持ち味ワークショップ』に参加しました。
長田会計事務所では学びを大切にしていて、1ヶ月に2回「未来そうぞう塾」という勉強会が開かれます。この勉強会は税務会計やその周辺知識だけでなく、「美味しいコーヒーの淹れ方」や「アート鑑賞」など直接仕事には関係のないもの、コミュニケーションについても積極的に学びます。好奇心を広げることは、事務所の文化でありモットーでもある「仕事を楽しむこと」「人生を豊かにすること」に繋がるからです。
勉強会は月に2回開かれるのですが、私が入社した時にはコロナの影響で対面での勉強会は中止していたため参加の経験はあまりなく、ワークショップに参加するのは初めてでした。

持ち味ワークショップはスタッフの遠藤さんが講師を務め、3人一組で「人活・ライフカード」を用いて自分と仲間の持ち味を探ります。カードには様々な単語が書かれていて、その中からいくつかを選びとる作業を通して、自分の持ち味をじっくり考えました。最後にそれぞれが選んだカードを皆で共有することで、自分を知り、ともに働く仲間を知ることができました。

今回はスタッフ1名とインターン生2名で、2回のワークショップが開かれました。異なるメンバーではまた違った体験になるそうです。

他の回で体験したインターンシップ3か月目のHくんの感想です。

私が今回のワークショップで気づき、学んだことは、持ち味というものは「ある」「ない」ではなく、「発揮する」「発揮しない」という考え方です。
就職活動の一環で自己分析を行うことがありましたが、「自分はこれまでの経験からこういう性格ではない。きっと、ああいう性格だ」といった風に、自分のことについて0か100で決めていたような気がします。ただ、実際はそんなシンプルなものではありません。持ち味として、「ある」と思っていたものは、言うなれば利き手のようなもので、「ない」と思っていたものも、利き手ではないだけで確かに持っているのです。なので、今まで「ない」で切ってきたものとも今一度、向き合っていかなければいけないなと思います。

 

また、ワークショップの最後にお互いの持ち味だと思うところを手紙に書き、ギフトメッセージとして送り合いました。ギフトメッセージを仲間からもらった時、自分でも認識している点と初めて認識した点がありました。もう、自分のことについてはかなり分かっていたような気がしましたが、まだまだ自分について知らないことが沢山あるなと感じました。
あまり日常で自分について考える機会はないので、これからも様々な取り組みに参加しながら、より深く自分と向き合いたいと思います。

よく「個性」とは耳にしますが、私たちはどうしてもそこに良し悪しの評価をしてしまいがちですし、されているのを見聞きすることも多々あります。特に自分自身で自分の個性について考えようとすると、どうしても自分であまり好きになれない「自分らしさ」ばかりに目が行きがちで、良いイメージでの個性にはなかなか辿りつけません。
しかしワークショップを通して、そもそも良し悪しのものさし自体が人それぞれなのだと、改めて気が付きました。どんな時も自分に一番寄り添ってあげられるのは自分なのだと考えると、自分で自分の「自分らしさ」にバツ!とレッテルを張ってしまうのはとても悲しいことのように思えます。
「個性」にも、場に合う・合わないがあることを心に留めつつ、「こんなところも私らしいよな」と受け止める、広い心を持ちたいと思いました。