インターン体験記 大学生が会計の実務に触れられる!!!

 

なぜインターンを始めたのか

高校生のときは、文系理系どちらも興味があったのですが、研究者に憧れていたこともあって理系選択でした。
結果的に大学では文転することになったのですが、将来自分がどんな仕事をするか、どんな仕事に就くのかというイメージを抱くことができていませんでした。文系の色々な職種を調べていく中で、経理の仕事は専門知識が必要なこと、自分が算盤を習っていて数字が好きだったので面白そうだと感じたことがきっかけです。
コロナの影響でアルバイトをしていなかったのですが、後期には時間的余裕ができた中で経理系の仕事を学生の間に経験してみたいと思い、なかでも長田会計事務所がとてもインターンシップに力を入れていることが伝わってきたので応募しました。

日常的な業務として、顧問先の月次入力があります。

身についた考え方やスキルとは?

様々な資料やデータを読み取り推測する力が身につきました。
簿記検定の勉強では、状況が文章に書かれていて、毎回同じ文の形から仕訳を考えることができます。
しかし実務では、常に形式が異なる領収書や請求書から状況を読み取って、仕訳を入力する必要があります。
最初は時間がかかり難しく感じたのですが、慣れると素早く入力できるようになって、成長を実感できました。
そして、自分の考えを持って実行する力も身につきました。
分からない仕訳があるときスタッフに質問することもできますが、過去の仕訳データを参照してそこから推測したり、インターネットで調べて解決したりすることもできます。
残高照合をする際も、入力した順番に確認していくのか、日付順に確認していくのかなど、
とれる手段は一つではないので、自分がより早く正確にできる方法を考えながら行うようになりました。

元帳のハンコもとても苦手だったのですが、繰り返すうちにできるようになりました。

なぜその考え方やスキルが身についたのか

分からない点はいつでもスタッフに質問することができる環境があるから、そして間違っていた点も丁寧に文章でフィードバックをもらうことができるからだと思います。
もらったフィードバックはいつでも確認できるようになっているので、次に同じ顧問先を入力する際はその点を注意しながら入力することで、間違いが減り、できることが増えていきます。
また、日報へのコメントを通した文章でのコミュニケーション、自由にテーマを決めて話す朝礼でのスピーチ、
月一度のNLPの勉強会で、他の人に自分の価値観を話す等、自分の考えを伝える機会にも恵まれています。
これらがあることで、業務中も自分なりの考えを持つということに繋がっていると思います。

所長、スタッフ、先輩のインターン生、全員が優しく教えてくださる環境です。

これから挑戦したいこと

一年目は、様々な顧問先の月次入力を行い、残高照合で正確に数字を合わせるということを中心に行ってきました。
残高の数字を合わせることは得意なのですが、まだまだ勘定科目に間違いがあり、数字を合わせるのに時間がかかっています。
今年も自分から積極的に学んでいき、試行錯誤を通してより早く正確に入力することを目標にしていきたいです。
また、経理業務、会計事務所の業務として、決算や税務申告に関する業務があります。
何度か行ったことはあるのですが、今年はこれらの業務にももっと挑戦していけたら良いと思います。
コロナの影響で先行きは不透明ですが、今年度は様々な勉強会が開催予定で、それに参加することも楽しみにしています。

月に一度のNLPも自分を見つめる貴重な機会となっています。