インターンを始める前の自分
インターンを始める前の自分は「大学生になって何か挑戦したいけれど、かといって具体的なアクションは起こさない」少し自堕落な大学生でした。 ただ「このままではいけない」と思い、2年生の後半、「何か資格でも取っておこう」と大学で簿記の授業を受講したことがきっかけで会計に興味を持ちました。
簿記を勉強していくうちに、会計のおもしろさや税理士や会計士という会計人だけでなく「会計という知識はビジネスパーソンとして持っておくべきスキル」に気づき、より知識を深めたいと思い会計事務所でのインターンを探し始めました。
そこで様々な会計事務所の求人を見て回ったのですが、ホームページやインスタグラムなどで所長やスタッフ、また当時のインターン生が働いている様子がリアルに発信されていて、実際に働く時のイメージがしやすかった長田会計事務所に決めました。
インターンを通じてどんな風に成長したか
会計や税務は、実際に会社の月次入力や年末調整・確定申告業務などの業務をすることで知識を深めることができました。もちろんインターン1年目でも成長は感じていたのですが、繰り返し業務を行ったり意欲的に勉強会に参加することで、2年目はさらに知識が定着していったと感じます。
また、2年目は後輩のインターン生に業務を引き継ぎます。しっかり引き継げるよう会計上の処理などを整理しなくてはいけません。大変でしたが、教えることで自分も再度理解を高めることができました。
また、事務所の広報やイベント企画などでインターン生にも役割がありました。外部の方も参加される経営方針発表会では事務所業務の発表者や発表会後の懇親会の司会を担当したり、所内イベントの防災学習では他のインターン生に仕事を依頼したり進捗管理をする機会があり、マネジメント力が鍛えられたなと思います。
成長できた理由・要因は?
相談や質問しやすい環境で仕事に取り組むことができるからだと思います。
会計や税務は、年末調整や確定申告などの業務内容を学ぶ動画が用意されていて業務を行う前に視聴します。さらに業務が完了すると所長やスタッフからフィードバックやアドバイスがあります。フィードバックを基に質問したり調べたりして次はよりクオリティの高い仕事をするというサイクルを回すことで、知識が身についていったのだと感じます。2年目でも分からないものは出てきます(笑)。所長やスタッフが丁寧に指導してくださるので着実に理解を深めることができたのだと思います。
また「心のしくみ勉強会」というコミュニケーションの勉強会が毎月あり、参加することで「伝える力」が培われたもと感じます。
私にとってインターンとは
インターンを通じて、会計や税務の知識を深めることができたことに加え、自分の得意不得意を知ることが出来ました。 自分はマネジメントやクリエイティブが得意で、さらにインターンで学んだ会計の知識を使えるところで働きたいと思い、会計システムなどのコンサルタント職への就職を決めました。 こうした決断ができたのもこの長田会計事務所での経験があってのことです。また、会計や税務以外にも心のしくみやコーヒーの勉強会など、自分の視野や可能性が広がる勉強会に参加させていただこともとても貴重な経験となりました。
社会人になってもこのインターンで得たものをガンガン仕事に使い、初心を忘れず学びきる姿勢で臨もうと思います。