長田会計事務所のつくりかた⑭「しごと図鑑🔍スタッフ木下さんの1カ月に密着!」

スタッフ木下です。

いよいよ夏到来!じりじりと太陽が照りつける今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
3月4月5月と、確定申告や3月決算が終わり、会計事務所は夏は閑散期・・・というわけにはいきません。
事務所は税務会計以外にも多くの仕事があるのです。何を隠そう私は未来型経営支援チーム広報部所属!
事務所イチ会計事務所っぽくない(!)と言われている私の1カ月のしごと図鑑をインタビュー形式でご紹介します。どうぞ!

※2025年7月号より抜粋

◆ 現在担当している業務と、その取組みにおいて大切にしていることを教えてください。

私は入社5年目のスタッフで「未来型経営支援チーム」と「広報部」に所属しています。
会計事務所なのに税務会計を担当していないのも特徴です(笑)。
どちらの仕事も共通して「関わった方が一歩でも前に進めるか?」を意識しながら取り組んでいます。

◆ 未来型経営支援関連が半分以上を占めていますね。詳しく教えていただけますか?

未来型経営支援では、企業の5カ年計画をサポートする「中期経営計画立案会議」や、目標達成に向けた「実現会議サポート」において、アシスタント業務を担当しています。
会議では、チームリーダーであるスタッフの遠藤さんがファシリテーターを務め、私は主に社長が経営に関する考えを整理できるよう、議事録作成を通じて支援するスタイルが多いです。
また、この月は税務会計担当スタッフと打ち合わせを重ねながら、忙しい企業でも効果的に財務の改善が実現できるポイントを見極め、それをいかに社長に納得いただける形で提案できるか、という会議設計も行いました。

中期経営計画立案会議の様子です!

◆ “納得感”を引き出すために意識しているポイントがあれば教えてください。

会計事務所の立場から見れば、決算書を読むだけでリスクとなり得る点や改善点がわかりますが、それをお客様に納得いただき行動につなげていただくのは簡単ではないという前提を大事にしています。
効果的といえど管理会計はお客様にとって負担が増えることでもあるので、改善が見込めるポイントを一つずつ、一歩でも良い方向に進めるよう、提案していくことが重要だと考えています。

従業員の皆さんのご協力とご理解を得るために、アニメーションを作成することも…!?

◆ 広報では、どのように「一歩でも前に」を実践されていますか?

私の中で広報は意思表明やステートメントであり、それに賛同する仲間を集めるソリューションだと思っています。
事務所には「人を大切にする」という文化があり、さらに「参加したくなる場であること」を大切なバリューとして掲げています。
インターン生の採用では「引っ込み思案かもしれないけど、何かに挑戦したい」という学生さんをターゲットにし、その一歩を後押しするようなコンテンツ作成を心がけています。

春の採用のために投稿してきたリール動画たち。インスタでご覧いただけます!

◆ その考えに至ったきっかけや、印象に残っている出来事があれば教えてください。

最初はただレイアウトしたりデザインすることが楽しくてやっていました。
一昨年から未来型経営支援チームの一員となり、「こうありたい」をベースにバックキャストの視点を日常的に扱うようになってから、自然と身についてきた感覚だと思います。

未来会計の勉強会に参加中の写真です!

◆ 最後に、これからやりたいことを教えてください。

「一歩でも前に」を実現するため、広報の学びとして未来そうぞう塾「カメラの勉強会」の開催準備を今年も進めています。

ブログ【未来そうぞう塾】『カメラの勉強会』を開催しました!←去年の様子はコチラ

広報には、大きく分けて「商品紹介」と「会社紹介」という2つの役割があると考えています。
中でも、私は「会社紹介」がより重要ではないかと考えています。なぜなら、よい会社によい人が集まる仕組みを作るからです。
その仕組みがうまく循環すれば、社会によい会社が増えることになります。

また、講師のカメラマン・藤田さんのお話を聞くたび、伝えることの本質を考えさせられる機会をいただく気がします。
何かを伝えたい時、うまく伝えられたらそれが誰かの「前に進む力」になる。
これからもその力の可能性を信じて仕事に向き合っていきます。

――ありがとうございました! これからも、いろんな人の「前に進むきっかけ」を作っていってくださいね!

次回の「しごと図鑑」もお楽しみに♪