長田会計事務所のつくりかた②「長田会計事務所の朝」

若いスタッフが多い長田会計事務所では、所長に次いでベテランなスタッフ遠藤です。
私は新サービス「未来型経営支援」、事務所運営、広報などを主に担当しています。

長田会計事務所が大切にしていることのひとつに「働くことは楽しいこと」があります。これは自然にできた事務所の文化のようですが、実はいろいろな「しかけ」をしているんです。
そんな「長田会計事務所のつくりかた」を皆さまご紹介していきたいと思います。

今回のテーマは「長田会計事務所の朝」
事務所は現在(2023年7月)、サマータイムの真っ最中で、午前8時~16時の営業時間となっています。さあ、続々と出勤したら、まずはマグネットを確認しながら始業の準備です。

このマグネットは始業・お茶・終業の作業が書かれています。朝は出勤した順にマグネットに書かれていることを行い、終わったらひっくり返します。仕事の進捗が一目瞭然なので、「何をやるのか」「どれが終わっているのか」など、考える必要も誰かに尋ねたりする必要がありません。

実は、これはお客様のアイディアです。お伺いした際にドアに貼ってあるマグネットをみて「これはいいな」と思い、真似させていただいたものです。

さて、始業時間
始業準備が終わっていなくても、始業時間がくると「ラジオ体操第1~♪」と始まります。(月ごとに第1と第2が入れ替わり、7月は第2です。)

「工場や工事現場でもないのに(笑)」と仰る方もおられますが、朝から身体が温まり頭もスッキリして動き出すのでおすすめです。

さて、ラジオ体操で身体が温まったらいよいよ朝礼です。
始める前に朝礼グッズのご紹介です。

左上がサイコロ、左下がタイマー、右上が進行ボード、右下がです。

カラフルなサイコロを順番に振って、合計が一番大きい人が司会と本読みと報告書作成一番小さい人が本の感想を話します。最近は人数が増えたり在宅があったりした影響で、スマホアプリでサイコロを振るのもOKです。ゾロ目が出るとちょっと上がりますし、「惜しい~!」と盛り上がります。

何ごとも全員参加がモットーの事務所なので、朝礼の役割は初出勤の日のみ免除され、2日目からはあたりまえに司会も回ってきます。でもご心配なく。朝礼の流れをまとめた進行ボードがあり、誰でも進めることができるようになっています。

さて、司会が決まると朝礼スタートです。
①経営理念の唱和
②各自の今日の予定とGood&New
③全体への報告や確認
④本読み

Good&Newは24時間以内(New)に起こったいいこと(Good)を皆にシェアし、聞いた人は拍手をします。内容は自分が「いい!」「うれしい!」「楽しい!」と感じたら、何でも構いません。

順番とともににひよこのキッチンタイマーが回ってきます。自分で話すであろう時間でタイマーをセットし、話すのです。多少のズレはOKです。それぞれの興味があることや日常を垣間見ることができておもしろい時間です。

本読みは決められた本の1ページを司会が読み、サイコロ目が最小の人が感想を話します。時間制限はなく、皆でその人の話を聞きます。現在はハマトンの『知的生活のすすめ』を読んでいます。「う~ん。わかんないです。」なんてこともありますが、それもOKです。

事務所の朝には、良いことに目を向けること自分のことや考えを自分のことばで話すこと一緒に働く人を理解すること、他にも事務所が大切にする価値観が詰まっています。何気なくやっているようですが、「何が目的か」を伝え、意識に上がるようにしています。

さて、朝礼もそろそろ終了です。
長田会計事務所の朝、いかがでしたでしょうか?

「では朝礼を終わります。今日も1日よろしくお願いします!」
長田会計事務所 スタッフ遠藤でした。