長崎に行ってきました!!!その2~研修編~

スタッフ木下です。今回のテーマは「長崎に行ってきました!!!その2~研修編~」!!
11月7日~9日は長崎へ研修&社員旅行に行ってまいりました!
ブログの第一弾では社員旅行を紹介しましたが、IG会計グループ「岩永事務所見学会」にも参加してきました。
なぜ会計事務所を見学しに行ったのかというと、事務所では「未来型経営支援」として経営計画立案とその実行をサポートする未来会計サービスを提供しています。さらによりよいサービスを提供するため、全員で未来会計のトップランナーである「岩永事務所」を見学させていただくことにしたのでした。

岩永事務所は1984年に長崎県で創業され、以来、中小企業をサポートする会計事務所の役割や、経営計画立案の重要性を訴えておられます。特に注目すべきなのは、経営計画や会計でのリスク管理の重要性をもう40年も前から提唱されていたという先見性です。

研修は岩永事務所のトップ、岩永經世先生からスタートしました。

岩永先生のお話を近くでじっくりお伺いするのは初めてです。まず先生の視座の高さに驚きました。私たちはスタッフとして長田会計事務所をどのように経営していくか、個人の力をどう発揮するのか、という事務所内目線で考えがちです。しかし、「日本は99.7%を中小企業が占め、その7割が成長戦略を描けず苦しんでいる。(国税庁調べ)その企業の黒字支援をするにはまだまだ会計人が足りない」、「会計人は社会的インフラだ」という話にひっくり返りそうになるほどの衝撃がありました。思い返してみれば以前の研修でも確か伺ったことのあるお言葉なのですが、未来型経営支援をスタートした今はまた違った響きがしました。

また、「倒産は、博物館へ」という標語も印象的でした。これは職員の皆さんが合言葉のように口ずさんでいる言葉です。倒産する会社がなく、博物館でしか見ることのない時代をつくるという想いが込められています。ノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの社会企業家、ムハマド・ユヌス氏の演説から生まれた「貧困は博物館へ」という言葉を参考に岩永先生が標語にしたそうです。

岩永先生の他に3名の職員の方の講義を受けましたが、別の業務をしていてもその大きな目標に向かって互いに協力できる仕組みづくりをされているなと感じました。

長田会計事務所では税務会計チームと未来型経営支援チームの2つのチームで業務を行っています。そんな今だからこそ、互いに協力できる仕組みづくりや、そのためのマインドを惜しげもなく公開してくださっているこの見学会にスタッフ全員で参加できたことにとても意義を感じました。違う仕事をしていても同じ事務所のスタッフです。チームが分かれているからこそ、目的を全員で共有し、目的に向かうマインドを育て、仕組みをつくることが大切だと思いました。

また、同業他社の中でもトップを走る事務所の考えを知ることは、規模は違えど学んだことを事務所に持ち帰り、どう導入するかを考えることで、事務所に良い影響をもたらすのではと思います。研修・社員旅行から帰ったその翌営業日に全員でふりかえりを行うことができたことも、どういう体制でお客様をサポートしていくかを考える機会になりました。

所長より一言

 

今回の岩永会計事務所の見学会では、代表の岩永先生をはじめ、未来型経営支援を実践されている社員の皆さんから、税務会計や経営支援について多くの視点でお話を伺うことができました。11年前にスタッフの遠藤と共に初参加し、「いつか事務所全員で参加したい」という目標が今回実現したことは感慨深いものでした。特に印象に残ったのは「税務会計と未来型経営支援の統合」の内容で、会計データから分析して、課題を抽出し、お客様の課題解決につなげる仕組みです。また、他の会計事務所や協賛企業の方々とも共創の姿勢で業界を盛り上げることの重要性を再確認しました。見学時には、目標管理のホワイトボードやフリーアドレスの机、多分野の本が揃った書棚など、働きやすい環境づくりも印象的で、事務所の窓から長崎湾に沈む夕日も楽しむことができました。

 

私自身は未来型経営支援チームとしてどんな役割が担えるのかと悩んでいたのですが、岩永事務所の皆さんのように自らのスキルを磨き、それによってより深くお客様と関わり、よりよい仕事ができるようになったらと考えると非常にワクワクした気持ちになり、なりたい姿がそこにあったように感じました。
目の前のお客様のなりたい経営をサポートできるよう、自分自身がなりたい自分になれるよう、励んでいきたいと思える研修でした。
IG会計グループの皆さん、ありがとうございました!!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
スタッフ木下でした!!