ちょっとインターン覗いてみる?Vol.38『お客様訪問をしてみた!』

インターンシップ生の大島です。
先日、スタッフ小向さんのお客様訪問に同行しました。
これまでのインターンでは事務所内での作業が中心だったので、実際にお客様が働く現場に足を運ぶのは初めてでした。
「数字の裏にあるリアルが知れるかもしれない!」「どんな方なんだろう」とワクワクしながら伺いました!

雑談の中で感じた、経営者の想い

事務所での会議も、数字や経営計画の話から派生して雑談に広がることはよくあります。
ですが、今回のお客様訪問では、その雰囲気とは少し違いました。
月次の報告が終わると、そこからは数字の話題から離れ、日常の出来事など、経営とは直接関係ないような話題が続きました。
私は「数字の場から離れたこういう会話もあるんだ」と新鮮に感じ、同時に「明るくて親しみやすい方だな」とも思いました。

雑談のように見える時間の中にも、経営者の方の考え方価値観がさりげなく表れていました。
特に印象的だったのは「お店の利益を出すためには、まず従業員が安心して働けることが大事」だと仰っていたことです。
中期経営計画立案会議に参加した時や就職活動などで経営者の方のお話を聞くと、皆さん共通してこの考えを持っているように感じます。
経営の観点では利益や効率などが重視されがちだと思っていましたが、従業員の立場に立って物事を考える姿勢が大切なのだということを学びました。
数字の上での利益だけではなく、人がいてこその事業であるというシンプルですが本質的な考え方を、直接聞くことができたのは貴重な体験でした。

また学生の私にも気さくにアドバイスをくださりました。
その中で心に残ったのが「悪い情報が世の中にいっぱいある時は、実はチャンスがいっぱい隠れている」という言葉です。
ニュースやSNSで不安になる情報を目にする機会は多く、つい気持ちが沈みがちになってしまいますが、この言葉を聞いて、視点を変えれば同じ状況の中に前向きな可能性を見出せるのだと気づきました。
会社や経営だけでなく、これから社会に出ていくうえで自分の心の支えになる言葉をいただけたと感じています。

会計事務所の役割は数字の報告だけじゃない

今回の訪問で学んだのは、会計事務所の役割が単なる「数字の報告」ではないということです。
経営者の方に安心や前向きな気持ちを届けることも大切な仕事なのだと実感しました。
訪問での雑談は信頼関係を築くための大切な時間であり、その空気を一緒に体験できたことは大きな学びでした。

普段の業務で私が行う仕訳や資料整理も、こうした経営者の方々の挑戦や従業員の方の生活に繋がっています。
数字を「ただの処理」として見るのではなく、その背景にある人の思いを想像しながら取り組もうと改めて思いました。
また、会計事務所の仕事は数字だけでなく、人との関わりがすごく大きいと改めて実感しました。
経営者の方のお話を直接聞いて、人柄や想いに触れられる体験は、学生にとって貴重な機会でもあり、とても刺激的です。
このような経験を通じて、会計という専門職の奥深さと、そこに込められた人間味の大切さを学ぶことができました。

訪問後のホッとした瞬間です

今回のインターン生ブログでは、お客様訪問を通じて会計事務所の仕事の本質を学ぶ様子をお伝えしました。
数字の処理だけではなく、経営者の方との信頼関係を築き、その想いに寄り添うことの大切さを実感した貴重な体験でした。
会計という専門職の奥深さと、人との関わりの温かさを感じていただけたでしょうか!
次回のブログもお楽しみにお待ちください♪