なぜインターンを始めたのか
私がインターンに興味を持ったのは、大学2年の1月ごろでした。当時は漠然とした就職活動への焦りがあり、「とりあえずなにか始めないと」という思いで闇雲にインターンについて調べていました。調べていく中で、様々な方のインターン体験談が載っているサイトをぼんやり見ていると、偶然、長田会計事務所でインターンをしている同大学同学部の先輩の体験記を発見しました。
私は大学で会計学を学んでいて、簿記2級取得にむけて勉強をしているところだったので、その先輩に親近感を感じ、長田会計事務所のHPを覗いてみたのがきっかけです。見ていくうちに、会計の知識だけではなく自分の考えを伝える機会が多くあるなど、人としても成長できる場所だと知りました。私自身伝えるということに苦手意識があり、コミュニケーション学べるところに魅力を感じていて、「自分が学びたいことが詰まっているのはここしかない!」と思い応募しました。
インターンを通じてどんな風に成長したか
税務会計の面では、月次入力や資料作成、年末調整などの様々な業務や、勉強会に参加する中で、税金関連など一人で学ぶには取っ付きにくい知識を学ぶことができたり、簿記の知識を実務面に落とし込んで理解を深めたりすることができました。特に月次業務では、最初は仕訳の意味や資料からの読み取り方などあらゆることが「何が何だかさっぱり」状態だったのですが、繰り返し業務をするうちに「そういうことか!」と理解できることが増え、成長を実感する瞬間が楽しかったです。
さらに、成長できたと感じる点は、仕事をする上での意識です。報連相やタイムマネジメント、思いやりといったチームで働くにあたり欠かせないことや、仕事をする先にはお客様がいることの責任を業務を通して体感することができました。それまで漠然と捉えていた「チームワーク」や「責任感」という言葉が経験として身についたことで、働くことの解像度が上がりました。
成長できた理由・要因は?
税務会計の知識が身についたのは、わからない部分をそのままにしない環境があるからだと思います。新しい業務を行う時は、動画を視聴して知識をインプットする所から始め、業務途中にわからないことがあれば、いつでもスタッフや先輩インターン生に質問できます。業務を終えると修正箇所を文書で記した丁寧なフィードバックがあるので、同じお客様の月次を担当する際に見返して、同じミスをしないように心がけています。各段階でわからない部分を一つずつつぶすことができるので、理解が深まったのだと思います。
税務会計以外では、ロールモデルとなるスタッフの皆さんの仕事ぶりを身近で見ることやミーティングに参加したことが仕事への価値観を育てる要因になりました。また、たとえ失敗しても見守ってくださるような温かい環境があるからこそ、次も挑戦しようと思え、そのモチベーションが成長に繋がったと思います。
私にとってインターンとは
私にとってインターンとは、「自分の基礎を固めてくれ、未来に繋がる架け橋のような場所」です。
インターンを通して、会計の知識に限らず、コミュニケーションやビジネスマナーも学ぶことができました。うまくできなかった時も「大丈夫だよ」と見守っていただける温かい職場なので、失敗を恐れずのびのびと自分の考えを伝えたり、色々な業務に挑戦できました。そうして業務をこなしていくうちに、自分でも気付かないうちにPCスキルが身についていたり、電話対応ができるようになったりと、スキル面でも人としても社会人になる土台を培うことができました。
将来に関しても、自分が何になりたいのかあやふやな状態だったのですが、ここでインターンをしたことで「会計業界に携わりたい」という思いが明確になりました。インターンで得た経験は未来への道を切り開くかけがえのないものになっていると思います。