ちょっと、インターン覗いてみる?Vol.10『会計の歴史勉強会に参加してみた!!』

 

皆さんこんにちは!インターン2年目の堀口優太です!
そうなんです。2年目になりました!後輩もできました!
その件はまたの機会にお伝えしますね!

春ですね。皆さん桜は楽しめましたか?
僕も近くの公園で夜の桜を堪能しました!真っ暗な闇夜にライトアップされ、映えるピンクの花びらは中々乙な物でした!!
さてさて、そろそろ本題に入っていきましょうか!
本日は~~~~!

「会計の歴史勉強会に参加してみた!!」

インターン2年目の記念すべき1本目は勉強会です。
会計事務所では知見を広めるため毎月勉強会が行われます。
税務や会計だけでなくさまざまな分野を学ぶことができる、おもしろい講義がたくさん用意されています。
そして、今回のテーマは「会計の歴史」。今の会計のしくみやルールはどのようにできたのかを世界史を追いながら学んでいきます!


それにしても世界史……。僕の苦手な言葉です。
実はこの僕、高校生の頃に世界史のテストで赤点を取っておじいちゃんの先生に怒られた苦い思い出があります。しかし、事前に配られた年表を見るとそれほど細かい出来事は書かれておらずこれなら僕でも大丈夫そうです!

よし、覚悟はできました!それではレッツラゴー!

それでは勉強会を始めます

よろしくお願いします!!

そして始まった勉強会。年表を地図にして時代旅行に出発です。

会計の最初の主役はイタリア。15世紀のイタリアの情勢からお話は始まります。
当時は宗教などの関係で『銀行は利子などではなく、手数料で儲けていた』と知ってかなり驚きました。僕は手数料だけだったら大金を貸す勇気はないです……(笑)
そして、会計の主役はオランダ、イギリス、アメリカと経済の中心と共に移動していきます。
「東インド会社」など聞き覚えのあることばが続きます。

その中でもとても印象的に残ったエピソードは『減価償却』の成り立ちです。
『減価償却』は設備投資などを効果の及ぶ期間で費用にする会計処理です。減価償却ができた背景には鉄道が関係していました。
簡単に言うと鉄道のような大金がかかるものを一気に費用計上してしまうと、大赤字になってしまいます。それは株主・会社共に困るということでこのような会計処理が作られたのです!!
こんなにも歴史と関係しているなんて!これからは減価償却の処理を行う時にはどこからか汽車の汽笛が聞こえてきそうです。(ポッポー)

このように経済が発展して複雑になっていくのにあわせて、会計もアップデートされていきます。
会社への投資も最初は家族や仲間だったのが、配当目的の株主になっていきます。
併せて報告対象も現在の株主からさらに未来の株主も含まれるようになっていきました。
現在の会計は企業の価値という形のないものに値段をつける必要があり……と仕組みが複雑になるにつれて会計もそれに対応していかなければなりませんから大変です(笑)
ちなみにアラビア数字(1,2,3・・・)も会計の発展に貢献しているそうです。確かにローマ数字(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ…)では計算しにくそうです。

そろそろ、会計の時間旅行も終了の時間。

さて、堀口くんと平瀬さん。勉強会を受けてみてどうだった?

会計の勉強会を行う前はこの会計のルールというものは『この方法が便利では?』というように賢い人が開発していったのかと思っていましたが、実際は①世界の動きが変わる→②経済の状態が変化し課題が現れる→③それを解決するための会計の方法が現れるといった感じで、会計と経済の繋がりがあったことを知ることができ、とてもおもしろかったです!

しっかり楽しんで学んでもらえたようで嬉しいです(笑)

私もとてもおもしろかったです!!とても!!大学のゼミでも会計の勉強をしているのですが、授業では1900年代以降の国際会計基準を中心とした内容がほとんどだったので、これまで会計がどのような国でどのように進歩・発展してきたのかを、目に見える形で理解することができて勉強になりました。

僕は高校の頃は日本史選んでいたんだけれど、平瀬さんは世界史選択だったよね。その上でどうだった?

馴染みのある言葉がたくさん出てきて懐かしい気持ちになりつつ、その時代時代の世界情勢と会計がどのような関係で絡んでいるのか学ぶことができて、『このできごとが会計とこう繋がっていたんだ!』となるほどと思う部分がたくさんありました。

今回の勉強会でどういったことを感じましたか?

用語や使い方を勉強するだけでなく世界史と重ねて会計の歴史を勉強することで、歴史上起こったできごとをうまく対応するためよりよい方法が生み出され、その積み重ねで今の会計ができあがっているのだなと思い、会計の奥深さを感じました。

会計を知っている人にとって当たり前なことにも成り立ちがあって、それが大きな世界の歴史と共にあると思うとワクワクしますね(笑)

今回の勉強会を通じて、資格試験のための勉強では学べないようなことを学ぶことができ、もっと会計が好きになりました!
次回の勉強会では何を学ぶのでしょうか!これもまた楽しみです!
以上!会計の歴史勉強会でした!!


【コソコソ裏話】
それは勉強会も佳境の時間のことでした。
突然ドアが開いて、『ガチャッ!』『パシャパシャ!!(移動してさらに)パシャパシャ!!』『バタン!
勉強会はすでに受講済みなので別室で仕事をしていた森田さんが、写真に撮って風のように去っていきました(笑)
長田会計あるあるです。いつでもどこでも写真が撮られます(笑)


今月もお読みいただきありがとうございました!
今年も毎月更新していきますので、お時間あれば是非ご覧ください!!
インターン生堀口でした!